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契約作成のルールを理解するための用語 …… 法律用語集

危険負担,確定期限,期限の利益

質問17)「危険負担(きけんふたん)」とはどういうことですか?

回答
危険負担とは、売買のような双方の当事者が互いに権利を持つ双務契約において、一方の債務が履行不可能となった場合に、その際に生じた損害をどちらが負担するかという問題です。
不動産に関する場合に良く持ちだされる問題で、家の引き渡し前に、台風で家が倒壊したり、家事で消失した等で引き渡し義務が不履行の場合、買主の代金支払義務が生じるのか否かという議論がされます。
民法では、家を入手できなくても代金を支払わなくてはならない旨を定めていますが、その家の修復が著しく困難で買主が購入の目的を達することができないと判断される場合には、買主に契約解除権を与える事例も増えています。


質問18)「確定期限(かくていきげん)」とはどのような期限ですか?

回答
契約の効力が発揮される期限を特約などであらかじめ規定することがあります。
確定期限とは、到来する時期が確実なもののことです。
不確定期限という到来する時期が不確実な契約もあります。


質問19)「期限の利益(きげんのりえき)」とは何を表すものですか?

回答
期限の利益とは、債務者にとって利益となる期限のことです。
金融機関などでお金を借りる際に、「30日以内に返済する」という契約を結んだら、30日間は返済をしなくても良いという利益があることになります。
期限の利益は放棄することも可能です。
しかし放棄することで債権者の利益を害する場合は、放棄ができません。
例えば、債務者が一定期間借金をすることで、債権者に利息による利益があった場合、期限の利益を放棄して借金を早期返済することで、債権者の利益を害することになります。
こうした場合は、その利益分も支払うことで放棄が可能です。

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