吉田泰郎法律事務所の目標

      2017/03/08

経営計画の必要性

平成29年となり,思うところがありました。

弁護士の事務所では,通常,経営計画というのもは,あまりつくることはありません。

ひとつは,「計画など作っても,どういう事件がくるかわからないから計画などつくっても無駄」という考え方が,弁護士の業界に根強くあるからです。

しかしながら,やはり,「そうなりたい姿」というものは,目標をもたないかぎり達成されることはないと思います。

「人との縁や運命によって,未来が決まってくる」ということも,それはたしかに,現実の問題としてはあるかもしれません。

しかし,「運命に流されて,なんとなくそうなってしまった未来」と,「自分で選びとり,つかみとった未来」とは,大きく異なるのではないだろうか,と思うのです。

もしも一人の人間がいるとして,

「自分が将来どうなるかなんて,他人や運命で決まってくることだから考えてもしょうがない」

などと言っている人間に魅力があるでしょうか。

自分が女性だったら,そう言っている男を好きになるでしょうか。

「私は,将来,こうありたい。こういう人間になりたい,そのために今日から,こういうことに取り組んでいくんだ」

そう言っている人間の方が,「しっかりしている」「目的意識がはっきりしている」と思います。

それは,法律事務所にあっても,まったく同じことが言えるのではないかと思うのです。

「こういう事務所でありたい」

という目標は,立てないかぎり実現されることはないと思うのです。

最終的な目標

最終的な目標として「百年つづく法律事務所をつくる」という目標を設定しました。

弁護士の経営目線というものは,たいてい近視眼的であり,

「目の前の事件に集中する」

「いまの事件を精一杯にがんばる」

ということが重視されがちです。

もちろん,そういうことも大事だと思います。

また,「遠い未来のことを気に病む必要はないだろう」「今,ここ,に集中すればいいのだ」という,アドラー的な教えも,もちろん,大事だと思います。

しかし,一方で,遠くをみて,あれこれと想像し,100年後に実現するような遠大な経営構想をつくるということは,とても意味のあることだとも思うのです。

では,百年つづく法律事務所をつくるためには,どうしたらよいのか,これから順番に考えていきたいと思います。

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