銀行への返済対策の相談を始めました…平成28年1月号ニュースレター

himitu銀行への返済の相談を最近,よく受けます。

弁護士に相談というと「破産」というイメージが強いと思いますが,私は最近,企業の事業再生に力を入れています。

銀行の元利均等返済が厳しい場合には,銀行と堂々と返済交渉をおこなえば,元金の返済は当面は棚上げにして利息だけの返済に組み直すということも条件しだいでは可能です。

また,信用保証協会の保証のついている融資の場合には,かりに銀行への返済ができなくなった場合でも,信用保証協会と返済の交渉をすれば,かなり寛大な返済条件にしてもらえることは少なくありません。

資金繰りは経営者にとって最大の悩みですが,銀行への返済が厳しいからといって,安易にサラ金やカードで借金をして返済するのは最悪です。

こういうときこそ,銀行に対して正面から返済の繰り延べを交渉すれば,意外と道が開ける実例を多々経験しています。

もっとも,銀行という世界は,世間一般の方の感覚だと理解が難しい,独特の思考回路があったりします。

企業の事業再生に詳しい弁護士への相談をお忘れなきように。

この記事を書いた人

yoshida

香川県高松市の弁護士 吉田泰郎法律事務所です。JR高松駅徒歩5分。あなたが話しやすい弁護士をめざしています。

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