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会社の資金調達を理解するための用語 …… 法律用語集

有利発行,新株発行,新株予約権,ストック・オプション

質問5)「有利発行(ゆうりはっこう)」について知りたいです。

回答
有利発行とは、第三者割当増資や新株の予約権を付与する際、第三者に対して特に有利な金額(無償も含む)や条件で発行する場合のことをいいます。
有利発行が行われれば第三者は新株や新株予約権を安い価格で手に入れることができます。ですので、新たな株主を集う場合にはとても有効な方法です。
ですが、有利発行を行うと既存株主の持分が希薄化され、株式の価値も下がり、既存株主の利益を害す恐れがあります。その為、有利発行は株主総会の特別決議が要件とされています。


質問6)「新株発行(しんかぶはっこう)」とは何ですか?

回答
株式会社は会社を立ち上げる時のほか、会社を立ち上げた後にも資金調達のために新たな株式を発行します。このことを新株発行といいます。新たな株式の発行は、資金調達を理由に行うのが一般的ですが、資金調達以外の理由で行われることもあります。例えば安定株式を確保したり、買収の予防策として利用されたりです。更に企業価値の向上を目的として利用されることもあります。会社法では、この新株発行と自己株式処分とをあわせて募集株式の発行と呼んでいます。


質問7)「新株予約権(しんかぶよやくけん)」について教えて下さい。

回答
新株予約権とは、あらかじめ定められた価格や期間などの条件で、株式の交付を受けることができる権利のことをいいます。
会社に対して行使することで新しい株を発行させたり、会社の自己株式を移行させたりすることができます。
新株予約権は2002年の4月1日に商法改正で導入された制度で、それまでの転換社債権、そしてストック・オプションや新株引受権などの総称とされています。


質問8)「ストック・オプション(すとっく・おぷしょん)」とは?

回答
ストック・オプションとは、予め定められた価格で自社の株を購入できる権利のことです。この権利は役員や社員に対して与えられます。
予め定められた価格が時価より低価格だった場合、権利を与えられた役員や社員は利益を受けられますし、会社の業績が良くなれば株価も上昇するので、社員や役員は業績を良くするため努力します。
そのためストック・オプションは、働いている従業員の労働意欲を高めることを目的に用いられることもあります。

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