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会社の資金調達を理解するための用語 …… 法律用語集

社債,新株予約権付社債,社債権者集会

質問9)「社債(しゃさい)」とは何のことですか?

回答
社債とは、株式会社が発行する債券(有価証券)のことをいいます。一般の人々から広く出資を募り、資金を調達します。社債は株式以外での資金調達方法のひとつです。
株式と同様に金融商品取引法の規制がかかります。また、投資家から直接資金を受け入れる「直接金融」という点でも同じです。しかし社債と株式には異なる点も多々あります。
まず、社債の場合、会社は出資をしてくれた投資家に返済の義務があります。一定の期間が経過したら利子を付けて返済を行わなければなりません。その点株式には返済の義務はありません。この部分は大きな違いといえます。そして株主は会社の業績が悪化している時に配当金を受け取る事ができませんが、会社債権者は業績とは関係なく利息を受け取ることができます(社債の場合も、企業の財政がとても苦しい場合や、倒産でお金が返還されないなどのリスクはあります)。
社債は一種類ではなく、「普通社債」「転換社債」「ワラント債」などの種類に分けられます。


質問10)「新株予約権付社債(しんかぶよやくけんつきしゃさい)」とは?

回答
社債にはさまざまな種類のものがありますが、その中で、新しい株の購入を行える権利が付加された社債の事を新株予約権付社債といいます。ワラント債という呼ばれ方もします。
新株予約権付社債で購入できる新株の価格・数などは予め定められており、行使できる期間も決められています。
行使があると、社債部分のお金が払い込まれたということになるので、会社側は社債の金利を低価格にすることができます。
また購入側は、予め定められた価格で購入できるため、株価が上昇するとプラスになるというメリットがあります。


質問11)「社債権者集会(しゃさいけんしゃしゅうかい)」ってどんな集会ですか?

回答
さまざまな種類の社債ごとに、社債権者によって組織できる集会を社債権者集会といいます。この集会では会社法で規定されている事項または社債権者の利害に関連する事項について決議を行うことができます。
一般的に社債は期間が長期に及ぶことが多く、その間何らかのトラブルが発生する事もあります。そうした不測の事態に見舞われた際に対処できるよう法律上認められている集会です。
社債権者集会は定期的に行われているのではなく、必要があればその都度招集できます。

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