地震発生後マニュアル

実際に南海トラフ地震が起こったとしたら、どのように対処すればいいでしょうか。

地震発生から、避難後までの行動を確認してみましょう。

 

<地震発生~3分>

①まず自分の身を守る!

落下物から身を守るために机の下に入る、クッションや座布団で頭を守るなど、自分の身を守りましょう。

②玄関のドアを開けて出口を確保!

揺れが大きいと、建物がゆがんでしまってドアが開かなくなることがあるので、閉じ込められないようにドアを大きく開けましょう。

③火元の確認!

キッチンで火を使っていたら火を消し、ガスの元栓を閉め、ブレーカーを落とし、火事を防止しましょう。ストーブやたばこ、仏壇のろうそくや線香などもチェックしてください。

④靴や底の厚いスリッパを履く!

ガラスの破片や散乱物を踏んで怪我をしないように、靴を履きましょう。

 

※ビルの中にいたら・・・非常口から避難して、エレベーターではなく階段を使いましょう。

※ビル街や住宅地にいたら・・・落ちてくる瓦やガラスの破片に注意し、切れた電線には絶対に近づかないようにしましょう。

※自動車を運転していたら・・・あわてて急ブレーキを踏むと、追突やスピン、横転の危険があります。ゆっくりスピードを落として、道路の左側に停車しましょう。

<3分~3時間>

①正確な情報収集を!

テレビやラジオなどから、正しい情報を収集し、避難勧告が発令されたときなどには避難を開始しましょう。

②隣近所への声かけ!

余震に注意しながら、けが人や行方不明者がいないか声かけをして確認しましょう。特に、一人暮らしの高齢者、体の不自由な方がいる家には声かけをしましょう。

③火災時には協力して消火を!

消火器やバケツリレーなど、隣近所で協力して初期消火にあたりましょう。

④指定緊急避難場所、地域の一時避難場所へ!

避難勧告等が発令された場合には、速やかに最寄りの指定緊急避難場所や地域の一時避難場所の安全な場所へ避難しましょう。

※建物の倒壊の危険性がなく、津波の浸水想定区域外である、山くずれや火事の危険がないなど、自宅が危険でなければ、その場にとどまった方が安全な場合もあります!状況に応じて、冷静に判断しましょう。

 

<避難後>

①災害情報・被害情報の収集をする!

テレビやラジオ、行政からの情報によって、いち早く正確な情報収集をしましょう。

②避難勧告の解除までは避難場所に滞在する!

地震や津波がおさまっても、避難勧告が解除されるまでは避難場所にとどまりましょう。

③避難勧告解除後の避難生活

自宅等が被災した場合、最寄りの指定避難所に一定期間滞在することになります。できるだけ体を動かす、十分な水分をとって脱水症状にならないようにする、ゆったりとした服装で過ごすなど、避難生活での健康管理をしっかり行いましょう。

 

(出典:たかまつ防災マップ)

この記事を書いた人

yoshida

香川県高松市の弁護士 吉田泰郎法律事務所です。JR高松駅徒歩5分。あなたが話しやすい弁護士をめざしています。

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