日本では、夏から秋にかけて台風の被害が多く見られます。
日本近海で台風が発生した場合、早い段階で気象庁から台風予報が発表され、近づいてくると24時間先まで3時間刻みで予報が随時発表されます。
台風のニュースを見ていると、大型、超大型、強い、猛烈な、などという言葉をよく耳にしますが、どういった基準なのかご存知でしょうか。
まず、台風の大きさについてですが、風速15m/s以上の半径が500km~800km未満のものを「大型」の台風と呼び、800km以上のものを「超大型」の台風と言います。
また、台風の強さについては、最大風速が33m/s以上~44m/s未満のものを「強い」、44m/s~54m/s未満のものを「非常に強い」、54m/s以上のものを「猛烈な」と表します。
また、進路予報図で用いられる円や用語は、次のような意味があります。
◆予報円・・・70%の確率で台風の中心が位置すると予想される範囲
◆暴風域・・・平均風速で25m/s以上の風が吹いている、または吹く可能性がある範囲
◆強風域・・・平均風速で15m/s以上の風が吹いている、または吹く可能性がある範囲
◆暴風警戒域・・・台風の中心が予報円に進んだ場合に暴風域に入る恐れがある範囲
<台風被害を最小限に抑えるために>
①日頃の取り組み
雨水ますの上や中の掃除をして、ゴミや落ち葉を溜めないようにしましょう。また、豪雨時は、洗濯機やお風呂の水を流さないようにしましょう。
②土のうの作り方
土のう袋の口を斜めにして土を入れ、2本のヒモを引いて袋の口を強く絞り、その株をヒモで2~3回まわします。ヒモの端を上から下へ通して引いて閉めたら完成です。
③簡易水防
土のうや水のう(45L程度のゴミ袋を2重にし、半分程度水を入れたもの)を段ボール箱の中に入れ、レジャーシートで巻き込んで使用します。ダンボールがない場合には、プランターやポリタンクでも応用できます。
(出典:たかまつ防災マップ)
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