弁護士に依頼したいけれど、どの弁護士に依頼したらいいのか分からない、という方もいらっしゃるでしょう。
普段の生活において、弁護士に依頼するということは滅多にあることではないでしょうし、ほとんどの人が一生に一度あるかないかだと思われます。
では、弁護士を探す方法にはどのようなものがあるでしょうか。
弁護士を探す場合には、主に3つの方法があります。
まずひとつめが、友人や知人に紹介してもらう、という方法です。
友人や知人の紹介であれば、弁護士に親切丁寧に対応してもらえる可能性が高く、いろいろな特典がある場合もありますので、オススメです。
次に、ポータルサイトで探す、という方法があります。
この場合には、ポータルサイトの情報から弁護士の人柄や対応する案件内容、料金体系などについても調べることができるため、自分が依頼したい案件と比較しながら弁護士を探すことが出来ます。
最後に、インターネット広告やテレビ広告から探す、という方法です。
このような広告を見て依頼する場合には、しっかりとその弁護士について情報収集を行ったうえで依頼するのが得策です。
また、弁護士に依頼したものの、どういった手順で解決まで導いてくれるのか、解決までにどれくらいの時間が必要になるのかなど、実際の当事者でありながら、分からないことばかりだという方もいらっしゃるかもしれません。
委任契約を交わした後もこのような不安があるのであれば、これは弁護士の説明不足、コミュニケーション不足が引き起こしたことと言えます。
本来であれば、弁護士から依頼者の方へ向けて、「調査や交渉にどれくらいの期間が必要になるか」、「解決時期はいつごろの見込みか」、「裁判を行う場合にはどういった流れになるのか」などの説明を行うべきだからです。
依頼者との信用を深めるため、口頭で説明を行った後に、書類等で改めて基本的な流れを教えてくれるような丁寧な弁護士もいます。
その一方で、基本的な流れはほとんど説明せず、契約を急かすような弁護士もいます。
そのような弁護士は、お金のことばかりを考えて、依頼者の不安などは理解してくれない、ということがほとんどですので、そのような場合には、他の弁護士に相談し直しましょう。
では、依頼から終了までの流れを簡単に見てみましょう。
①弁護士を探す
②弁護士に相談する
③弁護士に依頼する(委任契約を交わす)
④調査期間(3~6ヶ月程度の見込み。場合によっては長期となる)
※依頼者は、必要な資料や情報を弁護士へ提供します。
⑤相手方と交渉をする
※原則として、弁護士が全て対応します。
⑥裁判になった場合
※基本的に、1ヶ月に1度、裁判が行われます。
早い場合には2~3ヶ月、長い場合には数年を要します。
⑦解決
一般的には、弁護士に依頼してから解決するまでの期間は、早くて半年ほどだと思われます。
もちろん、案件によって解決期間は様々です。
弁護士に相談する際には、依頼する案件を解決するのに、どのくらいの期間が必要になるのか、ということも尋ねておくべきでしょう。
Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.