10月8日の午後9時55分ごろ、観音寺市作田町の国道11号で、大型トレーラーがお祭りの山車列に突っ込み、死亡者1名、その他けが人が発生するという、痛ましい事故が起きました。
愛媛県大洲市東若宮在住のトレーラーの運転手は、愛媛県大洲市から群馬県に木材を運ぶ途中だったそうで運転手に怪我はなく、事故発生後、観音寺警察に現行犯逮捕され、「ぼんやりしていた」と供述しているそうです。
一部報道では、運転手の勤務会社によると、急いでいないし、過酷な勤務状態ではなかった、と言われています。でも、事故現場は田園地帯、見通しの良い直線道路です。「じゃあ、なぜ?」という気持ちで一杯になりますが、おそらくそのように感じるのは私だけではないことと思います。
この国道11号線は、愛媛県と香川県を繋ぐ主要道路というだけではなく、四国一円を繋ぐ非常に重要かつ便利な道路です。ですので日常的にトラックなどの大型車両が、昼夜問わず、ビュンビュン走り抜け、交通事故が非常に多い道路でもあります。
事故事態は、トレーラー運転手の責任であり、罪になりますが、同時に仕事中の事故でもありますので、勤務先である運送会社にも「使用者責任」を追求できる可能性は、十分にあります。
今後、トレーラーの運転手は、おそらく自動車運転過失致死罪、自動車運転過失致傷罪の罪に問われることになると思いますが、ご遺族や被害者の方々にとっては、本当にやりきれない気持ちだと思います。なぜこんな痛ましい事故を起こしたのか、さらなる原因の追求を望むばかりです。
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