カナダ5 イエローナイフのオールドタウンへ

 

イエローナイフで、私たちが泊まったホテルは、ディスカバリー・インというホテルでした。

ベッドは清潔で、お風呂も、まあ使えたので、悪くはなかったです。

高級ホテルというわけではありません。

イエローナイフで高級ホテルなら、やはり、エクスプローラー・ホテルです。

こっちは、たしかに高級ホテルです。

オールドタウンへ

さて、ホテルでは、バス停の時刻表を配ってくれていまして、親切ですね、と思っていたのですが、これは罠でした。

ホテルで配っていたバス亭の時刻表は、古いものであり、実際にバス亭に書いてあった時刻表とは違いました。

ま、海外旅行では、ままあることです。

↓正しいバス亭の時刻表

 

次のバスを40分待つくらいだったら、オールドタウンまで歩いていこうと思いました。

歩いても20分くらいの距離とのことでしたので、朝飯前の準備運動には、ちょうどよいです。

オールドタウンまでは、一本道なので、道に迷うことはありません。

まあ、スマホで地図を起動させていれば、なお安心です。

郊外の高台には、高級そうな住宅街がならんでいます。

あの辺が、アッパー層の住んでいるところなのでしょうか。

 

木の電柱を発見したので、写真に撮っておきました。

 

イエローナイフを走っている自動車は、かなりゴッつい自動車が多いです。

おそらく、冬には豪雪となるので、吹雪に当たり負けしないような、パワフルさが求められているのでしょうか。

先住民の風俗にならった、モニュメントみたいなものが道路沿いにありました。

イエローナイフは、もともと先住民が住んでいた地域ですので、こういう、先住民の文化を尊重するようなモニュメントが、けっこうあるのです。

(まあ、それをいえば、北米全て、先住民が住んでいた地域なのですが…)

 

アメリカ人は、先住民にひどいことをしたわけですが、

カナダ人は、アメリカ人ほどには、ひどくはなかったようです。

(とは言っても、土地を奪ったことには変わりはありませんが)

 

徒歩20分で、オールドタウンの

Dancing Moose Cafeに到着しました。

ここの朝食が、すごい人気だということだったので、一度、食べてみたかったのです。

それにしても、店名が「踊る鹿のカフェ」という、なかなか、シャレオツな名前です。

ここだけではなく、イエローナイフには、

ブラック・ナイト・パブ

とか

ワイルド・キャット・カフェ(山猫のカフェ)

とか、やたらと派手な名前のレストランが多いです。

日本人の感覚からすると、若干、引くところがあります。

これには、おそらく、イエローナイフの歴史が関係しています。

今ではイエローナイフはオーロラ観光という、シャレオツな産業で賑わっていますが、

歴史的には、もともと、ゴールドラッシュで、金を堀りに来た人が集まって出来た街です。

みんな、金を掘りあてて、人生一発逆転みたいに思っていましたから、

いきおい、そういう人たち向けに、勇壮な名前、派手な名前が付けられたのではないでしょうか。

なにしろ、イエローナイフで一番の高級ホテルが,

エクスプローラー・ホテル(探検家のホテル)

ですし、その高級ホテルに入っている、高級レストランは「トレイダーズ・グリル」(行商人のレストラン)という名前です。

あんま、高級そうに聞こえません。

その代わりに、勇壮な感じです。

 

まあ,それはさておき、カフェの中は、こんな感じで、

こじんまりしてきれいなカフェでした。

 

朝御飯。

オムレツを注文しました。

2千円くらいだったかな?

味は、とても良い。

堪能しました。

連れが注文した、エッグ・ベネディクト

オールドタウンは、こんな感じの落ち着いた家が立ち並んでいます。

高級住宅街という感じです。

帰る途中にあって、ワイルド・キャット・カフェ。

1937年創業ということで、老舗のカフェです。

当時は、金を堀りに来た、荒くれ者が、とぐろを巻いていたに違いありません。

イエローナイフの近辺は、巨大な湖に面しているので、フロート付の飛行機が、けっこう浮いていました。

高級住宅街です。

この記事を書いた人

yoshida

香川県高松市の弁護士 吉田泰郎法律事務所です。JR高松駅徒歩5分。あなたが話しやすい弁護士をめざしています。

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