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事業再編を理解するための用語 …… 法律用語集

ポイズンピル,ゴールデンパラシュート,ホワイトナイト,ピープルピル

質問33)「ポイズンピル(ぽいずんぴる)」とは何ですか?

回答
ポイズンピルは、毒薬条項とも呼ばれます。
米国における買収防衛策の一つで、既存株主にあらかじめ買収者のみが行使できない権利を与えておくことです。
既存株主に対して「新株予約権」を与えておくことが多いようです。
これにより、敵対的買収者が会社の株式の一定数を買い集めた際にポイズンピルが発動し、既存株主に有利な条件で新株を発行します。
それに株主が飛びついて株が買われるので、結果的に買収者の保有する株式のシェアが低下するということになります。
アメリカでもポイズンピルが発動した事例はまだなく、発動した場合には勝ち目がないと判断されているようです。
このような場合、買収する側はポイズンピルを発動させないで過半数の株主の賛同を得る方法を考えなくてはなりません。


質問34)「ゴールデンパラシュート(ごーるでんぱらしゅーと)」とは何ですか?

回答
敵対的買収からの企業防衛手段の一つです。
買収者が市場で当該会社の株式を買い集め、会社の支配権を握り、現経営陣を解任しようとする際には多額の退職金を支払わなくてはならないということを定款に規定しておくことです。
そのため買収側は、会社の支配権獲得に多額の資金がかかることになるため、買収を抑止する効果があります。
買収の際の駆け引きに使用され、会社の買収と引き換えに多額の退職金を手にした場合にも使われます。


質問35)「ホワイトナイト(ほわいとないと)」とはどんな意味ですか?

回答
ホワイトナイトとは、敵対的買収から企業を守る手段の一つです。
ポイズンピルのように事前に定款などに設定する必要がなく、買収者があらわれてから取ることができる対抗措置です。
自社に友好的かつ大規模な企業に依頼し、敵対的に仕掛けられたTOBよりも高い金額で買収を阻止してもらうことです。
しかし、結局は自社を他の企業に身売りするということになります。


質問36)「ピープルピル(ぴーぷるぴる)」とは何のことですか?

回答
ピープルピルというのは、会社の敵対的買収への対抗措置の一つで、買収が行われた場合には、経営陣や業績を支える有能なリーダーが総退陣することを定款などに定めておくことを言います。
優秀なサービスや製品など、有能な社員がその企業中で占める価値の割合が高かった場合、買収を行っても損失となるため買収の抑止につながります。

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