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担保・保証を理解するための用語 …… 法律用語集

譲渡担保,債権譲渡担保,集合物譲渡担保,所有権留保

質問44)「譲渡担保(じょうとたんぽ)」とはどのような担保ですか?

回答
譲渡担保とは、債務の担保として設定した目的物を債権者に名義を変更し譲渡することをいいます。
所有権を譲渡しますが、債務者はそれを借りて使用するということになります。
債務が返済されれば、その所有権を元の債務者に変更するという手続きを取ることが一般的です。
譲渡担保は担保として設定した目的物を債務者がそのまま使用できます。
またこの所有権の移転は、担保を目的として行われるので原則として無償で行われます。
この制度は必要に応じ、判例によって定められたもので民法に根拠をおいたものではありません。


質問45)「債権譲渡担保(さいけんじょうとたんぽ)」とはどのような担保ですか?

回答
債権譲渡担保とは、譲渡担保を債権に対して設定することです。
譲渡担保は基本的に動産、不動産に対して設定されることが多いです。
しかし、債権に対しても同様に設定することができます。
これは債務者が第三者への債権を保持していた場合に、それを担保として債権者に譲渡するものです。
基本的には債権譲渡と変わりはありません。


質問46)「集合物譲渡担保(しゅうごうぶつじょうとたんぽ)」はどのような担保ですか?

回答
集合物譲渡担保とは、譲渡担保をある一定の場所に、複数あるものに対して設定することです。
例えば倉庫で管理している商品や製作物、いけす内の魚などです。
これは債務者の取引を行う商品である場合が多く、流通により入れ替わりがあるものです。
商品である以上販売価値があるとして、特定の場所で流通される商品全体の流れに対し担保を設定して、譲渡を行うものです。


質問47)「所有権留保(しょゆうけんりゅうほ)」とは何のことですか?

回答
所有権留保とは、割賦で商品代金を支払う売買契約で代金債務が支払い終えるまでは、
商品である目的物の所有権を売主に留保するというものです。
商品は買主にすぐ引き渡されるため利用は可能ですが、代金を払い終えるまでは所有権は売主にあるため、支払いが滞った場合には商品の返還請求を行うことが可能です。
このように所有権の移転に関する内容ではあるものの、その使われ方は担保としての役割が大きいと言えます。
自動車の割賦販売は基本的にこの方法で販売されています。

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