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会社の種類や組織を理解するための用語…… 法律用語集

パススルー課税,大会社,親会社,子会社,コーポレートガバナンス,企業統治,

質問12)「パススルー課税(ぱすするーかぜい)」のしくみが知りたいのですが。

回答
株式会社では、利益についての法人税は会社に対して課税されますが、パススルー課税は組合に対して課税されず、その構成員の所得に課税される課税制度となっています。
対象となるのは、法人ではなく、有限責任事業組合や投資事業有限責任組合など。
組合に利益が生じた場合には、構成員である各組合員の所得に対して課税されます。
また損失が生じた場合には、その損失分は各組合員のほかの所得と通算され、課税されることとなります。


質問13)「大会社(だいがいしゃ)」とは、どういった会社を指しますか?

回答
会社法(2条6号)では、大会社を「最終事業年度の貸借対照表で、資本金として計上した額が5億円以上、または負債の部に計上した額の合計が200億円以上のいずれかに該当する株式会社」と定義しています。
大会社には会計監査人の設置義務があり、また公開会社である場合には監査役会か委員会いずれかの設置義務が課せられています。


質問14)「親会社(おやがいしゃ)」と「子会社(こがいしゃ)」の関係について教えてください。

回答
議決権の過半数を保有するなどの資本参加や、役員を派遣するなどして、他の会社を支配している会社のことを、親会社といいます。
そして、この親会社によって支配されている会社のことを、子会社といいます。
親会社は子会社との連結財務諸表を作成しなければならない規則となっています。
また、子会社の株式をすべて保有している親会社は完全親会社といい、その子会社を完全子会社といいます。


質問15)新聞記事などでよく目にする「コーポレート・ガバナンス(こーぽれーと・がばなんす)」という言葉の意味を知りたいのですが。

回答
コーポレート・ガバナンス(corporate governance)とは、企業の不正行為を防止して、経営を健全に行うよう統制するための理論や仕組みのこと。
日本語では「企業統治」と訳されることが多いようです。
コーポレート・ガバナンスは、企業の不正を防止し、アカウンタビリティ(説明責任)を果たすために機能するもので、取締役会などの機関をどのように構成するか、企業運営の監視、監督をどのようにすべきかなどについてまとめたものです。
その具体的な内容としては、社外取締役や社外監査役、委員会の設置、執行役員制度や内部統制システムの導入などとなっています。

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