遺産相続の弁護士相談
このような方は、ぜひ、遺産相続にくわしい弁護士にご相談ください。
- 父親が高齢であるので、父親が死亡したあとの相続がどうなるのか不安だ。
- 遺言書というものを作ってもらうとよいという話を聞いたので相談したい。
- 父親が死亡したので、不動産の相続をどうしたらいいのか相談したい。
- 父親が死亡したあと、兄弟の間で相続をどうするのかということについて意見が食い違っている。
- 父親が死亡したあと、兄弟の一人が父親の遺産を独り占めしてしまっていて、何の相談もしてくれない。
このような方は、遺産相続に強い弁護士にご相談ください。 遺産相続の相談は相談料無料でおこなっています。
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もめやすい相続のパターン1「相続対策のない場合」
最近、遺産相続について裁判に持ち込まれるケースが増加しているとのことです。
もっとも、全ての相続が「もめる」わけではありません。
円満に相続されるケースの方が、数としては圧倒的に多いのですが、
弁護士の立場から見ると、「もめる相続」には、ある程度の共通点も見えてきます。
もめやすい相続のケース①
親が「相続のことは後継者(長男や次男など)にまかせる」として、何も対策をしなかった場合
親御さんは「自分の後継者は親の代わりに、他の兄弟に言うことを聞かせられるはず」と考えていることが多いのです。
ただ、実際には、他の兄弟にとっては
「親は親だから言うことを聞くが、兄弟は親ではないから言うことは聞かない」
ということが多いのです。 親御さんが亡くなると同時に、兄弟間の思いの違いが表面化することがよくあります。
昔と異なり、今は民法上でも学校教育においても、「長男」は、とくに優遇はされていませんので、「長男だから遺産を多くもらうのが当たり前」という考えは、全く通用しません。
では、どうするか、ということなのですが、やはり、親御さんが生前に遺言を残すか、あるいは、ご兄弟の前で「自宅は〇〇に残す」など、遺産の分け方について一言でも言っていれば、他の兄弟としては「親が言ったことだから」ということで、納得しやすいのです。
ところが、どうしても人間というものは、「自分だけは死なないと思っている」ものですから、「自分が死んだ後のことは考えたくないから考えない。後継者が好きにしてくれたらいい」というふうに考えて、結果的に何も対策をしない、ということが多いのです。
その場合、たとえば後継者(長男、次男など)は「遺産は当然全部自分がもらえる」と思い込み、一方で、他の兄弟は「遺産は当然平等に分けるでしょ?」と思い込んだままになっているケースがあります。
こういう「兄弟の間の思い違い」があるケースは、一番、もめやすいと言えます。
もめやすい相続のパターン2「オーナー企業の社長の相続の場合」
もめる原因の根本的なところとしては、やはり「被相続人と後継者」の考えと、後継者以外の相続人の考えが食い違うことが多いことが原因です。
「被相続人と後継者」の考えとしては、事業を継続させて維持して発展させていくことが当然だ、と考えています。
そのためには、会社の財産というものは、事業の基盤となるものであって、これを他の相続人に分割する、というようなことは、そもそも考えられません。
ところが、後継者以外の相続人の意識としては、事業の維持・発展は「他人事」という意識であることが多く、
「事業を切り分けして現金化できるなら、現金にして分けてもらいたい」
という気持ちもあります。
後継者に、他の相続人に分けることができる十分な現金があればいいですが、そうでない場合、
・事業を維持し、発展させたい後継者
と
・相続分を現金で欲しい、後継者以外の相続人
との意見が対立することが多いのです。
そこで、中小企業の事業者の場合には、相続対策は重要となってきますが、実際のところ、事業者には、もともと生命力が強くパワフルな方が多いため、 「いつか考えればいいだろう。まだまだ、時間は十分ある。」 とお考えの方が多いと感じます。
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