このサイトを作るにあたって
私は弁護士の吉田泰郎です。
私は司法修習第53期です。
新しく司法修習生になる方の共通の疑問である
「司法修習って、いったい、どういうことをするのか?」
ということについて、くわしく説明したサイトを作りました。
65期司法修習生をはじめとして,実際の司法修習を体験した方に協力していただき、実際の体験を、あますところなく語っていただきました。
新ページ「司法修習の終わり」を追加しました(クリック)。
新コーナー,弁護修習での「みるべきポイント」を追加しました(クリック)。
65期の体験であり、また、西日本での体験であるため、他の地域の方とは若干異なる部分もあるかもしれませんが、90パーセント以上は、みなさん全員と共通するものがあると思います。
現在のところ、弁護士の業界には、逆風が吹いています。
また、その逆風は、これから弁護士になろうとしている新人の方に、もっとも強く影響していると思います。
法曹界、教育界の、誤った認識にもとづいた、誤った政策が、いまの弁護士を不幸にしています。
しかし、一方で、「環境が悪い」「制度が悪い」と、周囲の悪口ばかりを言うような人間であってもいけません。
強い人間は、過去や運命を嘆かないものです。
いつの時代でも、成功する人間というものは、状況が不利であったり、環境が悪くても、隠忍自重し、情報を収集し、対策をたて、逆転のチャンスをうかがってきました。
「運命の女神には前髪しかない」
とは、まさに、不遇の時代にあっても用意周到に準備をしている人間だけが、チャンスをものにできる、という意味です。
運命を受け止める器のない人間は、目の前を運命が素通りしていっても気づかないのです。
このサイトを熟読することで、予備知識を得て、みなさんが、逆風のなか、それぞれの成功をおさめることを期待するものです。
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