合格後のスケジュール
回答:
9月上旬 …司法試験合格発表
9月中旬…白表紙(研修所教材)が送られてくる。
10月………事前課題が送られてくる。
11月上旬…修習地の通知
12月 ………司法修習開始
合格発表の翌週にはダンボール1箱分のいわゆる白表紙と呼ばれる教材が送られて来ますので、これに目を通すことになります。
裁判官や検察を志す人にとっては、司法修習中の成績が重要になりますので、先輩、知人に連絡をとって対策をとられる方が多いです。
内容は高度であり,「わかりやすい」とは,とうてい言えないシロモノなので,これを読み込むのは苦行に近いものがあります。
しかし,成績が気になる人は,がんばって読み込んでいきましょう。
10月頃には、事前課題が送られてきて、これを提出する必用があるのですが、実務的な課題で5科目もあるので意外と手間取る反面、必着で提出しなければならないので大変です。
また、修習地の希望を提出し、その結果が11月上旬に通知されるのですが、多くの方が各地の裁判所の近くに引っ越すため、その準備にも時間がかかります。
修習地の選択も,きちんと考えておきべきです。
修習地の選択については,別サイトの「戦略的な修習地の選択」でくわしくかきましたので,そちらを読んでください。
修習地は,就職活動にも,影響の大きい要素です。
実務修習も自宅から通い続ける人がいる一方、遠方での修習となる人もおり、準備に要する手間暇は人それぞれです。
また、合格発表後には多くの事務所が就職情報を出し、就職活動が本格化しますので、時間のやりくりが厳しい時期でもあります。