合格後にやるべきこと
質問:合格発表から司法修習開始までの間にしておいた方が良いことはありますか?
回答:海外旅行などはこの時期にしておくと良いと思います。
しかし、時間のやりくりが大変な時期なので、出来れば合格発表までに旅行など時間を多く使うことは終わらせておくことが望ましいのですが、もしものことや友人との予定の調整からこの時期になってしまうのも致し方ないかも知れません。
そして、弁護士志望の人はなんといっても就職活動です。
年々、修習生の就職難が深刻化しているので、弁護士を志望する人はこの時期の就職活動には手を抜かないようにしなければなりません。
特に成績は変えようがないですが、履歴書はいくらでも変えられますので履歴書のアップデートには力を入れるべきです。
そして、多くの事務所の面接や説明会に参加することで情報が集まり、法律事務所の実態が見えてきますし、修習予定者同士の交友関係も広がります。
各事務所の情報を集めて、しっかりと考えぬいた就職活動をされるのが良いでしょう。
裁判官(任官)及び検察官(任検)を志望される人は先輩や知人に連絡をとって起案の対策をするべきです。任官、任検には修習中の起案の成績が非常に重要になりますので、その対策をしなければなりません。
多くの修習生は、修習開始後すぐに起案があります。
修習中の起案、特に検察起案では独特の書き方、視点、論じ方がありますが、大した説明もないままに起案をすることになります。
この起案の成績次第では早くも、任官、任検の道が閉ざされてしまうこともあるようなので、十分な対策が必要となります。
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