二回試験のルール
回答 : 二回試験のもっとも重要なルールは,「試験時間内に,答案をすべて表紙に綴じること」です。
綴りミスは,それだけで,採点されず,不合格の理由になります。
事前に答案を綴る時間を決め,決めた時間に,作成した答案及び白紙の答案をすべて綴ってしまえば,綴り忘れ,綴りミスのリスクを最小限にできます。
答案に白紙の答案用紙がつづられていても,問題ありません。
私は,答案を綴る際,残り時間でおよそ書ききれない量の白紙答案用紙を綴ってページ番号を記載していました。この方法を取ることにより,綴り忘れ,綴りミスはほぼゼロにでき,白紙の答案用紙は途中に解答を挿入する際にも利用できます。
答案完成前に綴ってしまえば,答案用紙ごと挿入する方法は使えません。
途中で解答を挿入したい場合には,事前に教官から挿入方法を確認して後から挿入すればよいと思います。
司法試験の誤って答案用紙を1ページを飛ばして解答を記載した場合,飛ばしたページに戻って解答を記載したい場合の方法を参考にすれば以下の方法で挿入することは許されると思います。教官に確認してみてください。
①挿入したい箇所に「○○ページ(例えば28ページ)に続く」と記載するページの途中から挿入する解答を記載する場合には行数も記載する。
②28ページの冒頭に「○○ページ(例えば7ページ)○○行目(例えば3行目)から」と記載する。
③28ページから挿入したい解答を記載する
④解答を記載した後に挿入したい場所「7ページ4行目に続く」と記載する。
⑤7ページ4行目の冒頭に「解答を記載した最後の行から」例えば「28ページ10行目から」と記載する。
一度綴った答案をほどいて,答案を綴り直すのは非常にリスクが高いです。
試験時間ギリギリにほどいて,試験時間内に綴ることが出来なければ,答案が綴られていないことになります。
また,時間に余裕があったとしても,ほどくのに時間がかかり,試験時間が終了してしまったり,また,ほどく際に答案用紙が破れたり,汚損してしまえば,特定答案になってしまう可能性もあり,最悪答案を書き直す必要が出てしまいます。
第68期でも綴り直そうとして,答案をほどいたけれども,試験時間内に綴り直すことができなかった人がいたようです。
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