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恐怖の二回試験
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不合格の場合

質問:二回試験に不合格だった場合にはどうしたらいいですか?

残念ながら二回試験に不合格であった場合には、悲しむ間もなくすぐに内定先に連絡を入れます。

任官、任検志望の方は残念ながら100%内定取り消しとなります。
弁護士またはインハウス志望の方は、やはり内定取り消しになることが多いですが、企業では内定を取り消さないところもあったり、法律事務所では事務員として翌年の二回試験まで雇ってくれた上で、改めて弁護士として採用してくれるところもあるようです。
大手の法律事務所では,たとえ体調のせいではあっても,不合格だと内定取消になります。逆に,

なので、万が一のことを考えると、内定先とは日ごろから連絡を密にとって、懇親を深めておいた方が良いと思われます。

そして、報告が終わったら、次は有志が作るメーリングリストに登録します。

と言いますのは、二回試験は参考書などがなく、独自に翌年の二回試験の勉強をすることは難しいものと思われます。

同期の多くは法曹として忙しい生活を送っているので定期的に勉強会に参加してもらうのも難しいです。

したがって、不合格者同士で集まって勉強をしつつ、現役修習生から情報を仕入れることが必要になります。

しかし、上で述べました通り、二回試験の不合格者は全国で50人弱しかおらず、知り合いに不合格者が大量にいるということはありません。

なので、有志のメーリングリスト等を介してつながる必要があるのです。

精神的な面でも翌年、捲土重来を期す同志を得ることは重要であると思われます。

また、不合格者は教官に連絡をとると、試験の講評を教えてくれるそうです。

二回試験は、司法試験のような試験の講評の公開はされませんので、教官に連絡をとることも不可欠になります。

なお、例年は修習中に組ごとに二回試験不合格者のためのカンパ(一人1万円ずつ出資し、集まったお金を二回試験不合格者に生活費として渡す等)を行う慣習があったようですが、新65期からは貸与制になったことが影響したのか、カンパはほとんど行われていなかったように思います。

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