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恐怖の二回試験
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今年の受験者へのアドバイス

 今年に二回試験を受験する人へのアドバイス等
(1) 試験時間のタイムスケジュールをしっかりたてること
ご存知の通り、2回試験は1日7時間半、昼休みもぶっ通しの正直、他には類を見ない試験です。そして平均して1科目30枚以上の答案を書くことが要求されます。司法試験でも同様なアドバイスはあったかと思いますが、司法試験以上に、自身の書くスピードを把握した上で、答案構成、そして最後の1時間程度は見直しに充てられるようにすることは心がけるべきです。
異常な精神状態の中での試験ですので、綴じることのミスや、ページを逆に綴ってしまうといった通常では考えられないハプニングが起きます。
実際に紐を綴じ損ねて落ちた人もいる試験です。最後は紐を綴じてから一回さっと見直せるような、時間的余裕を持ちましょう。
その意味でも集合修習での本番と同じ時間で行われる問題研究は本番と想定して望むべきでしょう(A班の人は緊張感を持ちにくいのも理解できますが、実際におちてしまう人が多いのもA班です・・・。)。
(2) 付箋を有効に使うこと
付箋と答案構成用紙については無限に配布されます。
人によって使い方は違いますが、基本的には、重要な事項が記されている部分に貼っている人が多かったように感じます。
私は先輩のアドバイスに従い、最初は時間がかかりますが、貼る際に、重要事項の概要も書くようにしていました。
こうすることで、その付箋を貼った意味が一発で分かるようになり、実際の答案作成の時間短縮には役立ったように思います。
色々な人のやり方がありますので例えば裁判官に内定になっている人の使い方を参考にする等、クラスメイトと話し合うのもいいでしょう。
(3) クラスに一人しか落ちないことを意識すること
我々の期では,33人しか2回試験不合格とはなりませんでした。
確かに2回試験は不合格となれば、来年まで受験できませんし、内定取り消しなど、お先真っ暗な気配が漂います。
しかし、普通にやれば落ちない試験、という自覚をしっかりと持ち、過度な緊張をしないようにすべきです。
試験中、体調をくずしては本末転倒です。しっかりとした精神状態で臨みましょう。

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