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弁護修習について

弁護修習

質問:弁護修習とは何をするのですか?

回答:多くの場合、一つの事務所(二つの事務所を一ヶ月ずつ配属される修習地もあります)に一人が配属され、指導担当の弁護士について回って勉強させてもらいます。
指導担当の弁護士は,事務所だけではなく,裁判所,弁護士会,検察庁,拘置所,など,いろんな場所を動き回ります。
したがって,指導弁護士に声をかけられたら,すぐに出動しなければなりません。
ぐずぐずしていると,指導弁護士の足をひっぱってしまいますから注意しましょう。
できれば,週のはじめに,指導弁護士のスケジュールを書き写させてもらえると,その週の指導弁護士の行動を把握できます。

弁護活動の内容としては、法律相談に同席させてもらったり、裁判について行ったり、訴状や答弁書、申立書等の書面を起案して添削してもらうことが多いと思います。
裁判所,検察,弁護,の三者のなかでは,弁護修習が,一番,動きが多いと思います。
書類を24時間かけて作るよりも,活発に活動する方が好きな人は,弁護士に向いていると思います。

複数の弁護士がいる事務所では、お願いすると他の弁護士に指導してもらうことができることもあります。

指導担当の弁護士の持っている事件が偏っている場合や他の弁護士が興味ある事件を扱っている場合には積極的に申し出てみると良いと思います。

指導弁護士の事務所内に該当事件を扱っている弁護士がいない場合には、指導弁護士の知り合いで、当該事件を扱っている弁護士を紹介してもらえることもあります。

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