司法修習ナビゲーション・弁護士の司法修習体験記

多くの人が、司法研修所内にある寮に入寮します。

内容は、民事裁判、刑事裁判、検察、民事弁護、刑事弁護の起案及び解説が各２回ずつ行われる他、事案を元に、役割を決めて民事及び刑事裁判の演習といった実務的な修習も行われます。

また、民事執行などの講義もあります。

起案が連続であるため、起案で良い成績を狙われる方は勉強に追われることになります。

勉強以外の事柄については、司法研修所内にサッカーコート、テニスコート、体育館があり、隣接している緑地公園にはジョギングに最適なコーズもあるため、スポーツをされる方も多いです。

テニス好きな方は，早起きすればコートを確保しやすいでしょう。

また、上で述べましたとおり、集合修習では、懇親会や旅行も多く催されます。

和光市駅から１５分ほどで池袋に出られますので気軽に東京に行くこともできます。

いわゆる組旅行もこの時期に行われることが多いと思います。

組旅行に教官が参加して頂ける場合には、教官とより懇親を深めることができると思います。色々な話を聞くことができます。

そして、弁護教官に事務所を見学させていただけることもあります。

弁護教官が所属されているのは東京の大規模事務所であることが多く、その事務所を見学させていただけることは貴重な経験であると思います。

某大規模事務所から見た夜景はとても綺麗だったのですが、家賃を聞いて驚いた記憶があります。

後に実務に出てから修習時代の思い出を語るときには集合修習時のことを語ることが多いように思います。

それほど、思い出深いものです。