集合修習へ
実務修習から集合修習へ
実務修習は、8月中旬に終了となり、移動日という名の休日を2日はさんで、埼玉県和光市にある司法研修所のいずみ寮に入寮することになります。
入寮できるのは8月中旬、集合修習開始日も,そのころ,となっていているので、それまでに寮生活に必要な荷物を郵送する必要があります。
くわしくは,研修所から送られてくる書類を,よく読んでください。
具体的な日付は,毎年,変更が出る可能性があります。
荷物をいずみ寮に送る場合には,宅配業者を使う場合には,研修所が指定する日に合わせて荷物をいずみ寮に送る必要があります。
ちょうど研修所が指定する日に合わせて宅配させれば,自分の部屋の中にまで,荷物を入れておいてくれる,というサービスがあります。
もっとも,指定日におくれた場合であっても,寮の玄関まで自分が取りに行けばいいだけなので,とくに大きな問題はありません。
私は、集合修習前の連休に修習仲間と旅行に行っていたこともあって、準備が進んでおらず直前になってバタバタとしてしまい、入寮日の前の日の深夜にコンビニから荷物を発送しました。
一人暮らしに慣れていない人や荷物が多くなる人は事前に周到な準備をしておくことが必要であると思います。
なお、いずみ寮は抽選なのですが、A班(首都圏と近畿圏の修習生)は、東京修習の人はいずみ寮に入れないので、近畿圏で修習している人はおそらく全員が入寮できるようです。
B班(A班以外の修習地)の人は抽選で漏れる人もいるらしく、その場合は自費で二ヶ月間の住まいを用意しなければなりません。
荷物は、いわゆる白表紙と衣類、パソコンは必須で、あとは各自で必要と思うものを持って行きます。
私の場合は、電気ケトルと、wi-fiを持って行きました。いずみ寮の部屋はインターネットがつながっていないので、ネットを部屋で使いたい人はwi-fiなどを持ち込む必要があります。
他には、テレビを見たい人はテレビを持ち込んでいます。
衣類については、集合修習の服装はポロシャツにチノパンでよいので、私も某大手衣類販売店で買ったチノパンとポロシャツで過ごすことが多いです。
いずみ寮の周辺にはコンビニが一軒あるくらいで飲食店がほとんどないので、買出しにはバスか徒歩、又は各自の自転車で和光市駅か東京まで出る必要があります。
距離は徒歩で20分前後、バスで10分程度に和光市駅に着きます。
和光市駅からは電車で20分ほどで池袋に出られるので、池袋に行くことも多くなります。
和光市のバスは東武バスと西武バスが走っているのですが、片道170円と半端な額であることや料金先払いのバスがあることなどからほとんどの人はパスモ等を買ってチャージして使っています。
食事は、平日は食堂が空いているのですが、色々と微妙なので友達と駅前まで食事に行くことが多いです。
集合修習が始まってから必要なものが出てくることが多く、買出しはよく出かけることになります。
なお、入寮日には前の期の人のリサイクル品(ハンガーや、洗剤、かごなど)を自由に持っていくことができるので、入寮日にはなるべく早い時間にいずみ寮に行くことがお勧めです。
修習後には各自、スポーツや買出し、観光、飲み会など自由に過ごしています。
近くにジョギングに最適な樹林公園があるのでジョギングをしているひとも多いようです。
集合修習は起案が多く、任官任検を志望している人は特に大変ですが、修習仲間と一つの寮で暮らすので非常に楽しいです。
集合修習で交友関係も劇的に広がります。一生に一度の集合修習は充実したものになりそうです。