売上はどれくらい必要か?
ごく単純で重要なことを言います。
売上は、上げようと思わないかぎり、上がりません。
ですから、売上の目標を設定してください。
弁護士一人で独立した場合、まずは月100万円の売上を目指してください。
弁護士一人、事務員一人の場合、事務所の経費に通常は50万円くらいはかかりますので、売上が100万円あれば、自分の収入とし50万円は確保できるからです。
月50万円の収入が安定して発生するのであれば、年間600万円の収入となります。
売上を100万円という具体的な金額と決めれば、どのように100万円を稼げばいいのか、イメージが沸いてくるはずです。
たとえば、自己破産を30万円、債務整理事件を1件10万円、刑事事件を1件10万円、で受けるとすれば、
自己破産2件 30万円×2件=60万円
債務整理事件2件 10万円×2件=20万円
刑事事件2件 10万円×2件=20万円
という計算ができるので、売上を100万円上げるためには月に自己破産事件2件、債務整理事件2件、刑事事件2件を受ければよい、というところまで具体化できます。