アピールのポイント
自分が成功した話ばかりだと、やや「自分に都合のいいことばかり言っているのでは?」と思われることもあるであろう。
逆に、失敗した話ばかりだと、
「この人は、ダメなひとでは?」
と思われることもある。
成功の話のなかで、スパイスを効かせるくらいに失敗の話があるのが、のぞましいだろう。
そういう観点からいえば、「過去にはこのように苦労したことがあったが、このようにして克服した」という話はよい。
ドラマでも、映画でも、主人公が成功してばかりだと、話としてはおもしろくない。
挫折もあったが、そこでがんばって、最後には成功した、という話が、観客の感動をよぶのである。
ただし、「司法試験の勉強が難しすぎて挫折した」と書くと「頭が悪いのでは?」と思われるので、それはやめた方がよい。
「経済的事情で苦労した」「家庭の事情で学費を出してもらえなかったが、がんばって克服した」という話はよい。