開始時間の確認
約束の時間は遵守するべきであるが、修習が終わってから移動するとなると、修習が意外と長引いて遅刻せざるを得ないときもある。
そういうときには、電話を一本かけて遅刻すると連絡するべきである。メールは急なときには認識されないことがある。
修習のせいで遅刻が不可避なことがあること、あるいは道に迷って遅刻することは、弁護士も理解しているので、遅刻したこと自体では怒られない。
ただし、連絡しないと「連絡くらいしろ」と言われる。
遅刻した場合には、言われる前に謝罪しておかないと、あとで「なんで遅刻したのか」という話題になってしまうので、最初に謝った方が楽である。
謝る場合には、「遅れましてすいません」くらいでよく、とくに理由にまで言及しなくてもよいが、理由を付けるなら、
「道に迷ってしまいました」というよりは「修習が長引いてしまいましてすいませんでした」と言った方が、若干、印象は良いか?
「道に迷ってしまいました」のは、事前に事務所の場所を確認していなかったのが原因であるため。
もっとも、正直に言えばそれでよいことでもある。
無断欠席は大変に迷惑をかける行動であるので絶対にやめよう。もし、急病や事故などで、どうしても事前に連絡できなかった場合には、翌日にお詫びの連絡をしよう。
面接の日程はメールで連絡することが多いが、もし、事務所の方で「●日の○時はどうか」と打診された日時が無理なら、最初から、ちゃんと「無理」と言うべきである。
「〇日がダメだったら、そもそも面接はやらねえよ」
というような事務所は、普通は、ないであろう。
というか、そういう事務所だと、就職してからが心配だ。