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面接の基礎知識


期日管理の必要性

事務所説明会や事務所訪問の期日はちゃんと手帳で管理しよう。日取りを間違えると面接の機会を失う。

服装、身だしなみ
リクルートスーツでなくてもよい。
ただ、男性の場合には濃いめのスーツを着るのが一般であろう。
TシャツやGパンでは常識を疑われる。
女性の場合には、華美でなければ、スーツでなくてもいい。

30分前到着を目標に
初めて行く事務所なら30分前到着を目標にしよう。
30分前に到着したのであれば、20分時間をつぶして、10分前に事務所に訪問できる。10分以上前に事務所に到着すると、まだ仕事中だったり、前の組の面接が終わってなかったりするので、事務所側が困ってしまう。
30分前を目標にする理由は、かりに場所を間違えていたとしても,タクシーをとばせば、なんとか間に合うからだ。
一度行ったことがある事務所なら10分前目標でよい。
場所を間違えるおそれがないからだ。

約束の時間に遅れそうな場合
7時から面接という予定の場合に,7時に少し遅れる可能性があるが,間に合う可能性もあって,どちらか判断できない,という場合がある。
こういう場合,遅刻する可能性が少しでもあれば,少し遅れる可能性がある,ということを連絡しておいた方がのぞましい。
「遅刻する可能性があります」
と連絡したが,結局,時間どおりについた,という場合,事務所側としては,
「遅刻する可能性があるということで連絡したということは,慎重で丁寧な人柄だ」という評価になるので,けっしてマイナスにはならない。
まさか
「遅刻するという連絡をしたのに,時間どおりに来るとはなにごとか!」
などと怒る人は,絶対にいない。


逆に,間に合うと思って連絡しなかったが,約束の時間に遅れてしまったという場合には,
「時間の管理が甘い。連絡くらいは,するべき」
という判断になるので,マイナスになる。

基本的に遅刻はしない方がいいのは間違いないが,実社会では,遅刻するかどうかよりも,遅刻する場合に連絡をするかどうかの方が重要なのだ。