面接時の注意点
書類選考が終わると、次の段階では、面接にすすむことになります。
面接で思うことは、
どうも、世間一般での就職活動と比較すると、法律事務所の就職活動というものは、採用される側の面接スキルが高くないなあ、ということです。
それも当然かもしれません。
面接のスキル向上は、
場数が全て
だと思います。
大学生の就職活動だって、20社、30社、という面接を経験して、みんな、磨かれていき、面接のスキルを身につけていくのです。
この点、修習生は、司法修習もおこないながら、片手間で就職活動をすることになるうえ、面接にすすめる回数も多くない、また、面接に慣れるころには採用活動が終了している、という実情があります。
その点では、やはり、修習生の側の面接スキルは経験不足という評価はまぬがれません。
ただ、この点は、必ずしも、自分にとって不利でもありません。
修習生はみんな面接については経験不足です
したがって、自分が少し努力をして、他の修習生よりも面接の勉強や経験を積めば、すぐに、群を抜いた存在になれる、ということです。
司法試験の成績で差をつけることは難しい。
でも、面接のスキルは一日で大きな差がつきます。
では、どうしたら面接のスキルを身につけるか、ということですが、
大学生を対象とした就職本を読んで勉強することも有効でしょう。
そして、勉強したうえで、実地で面接を受けることです。
面接に上達したかったら、早期に多くの面接を受けることです
面接を多く受けても、受かるわけではありませんが、その過程で、多くの気付きがあるでしょう。
面接を受ける分だけ、経験を得て自分が成長します。
面接を多く受けたら、その分だけ落選の通知も多く来ますが、落選にめげないことです。
むしろ、自分の成長のために、時間を貸していただいて、ありがとうございます、と、面接をしてくれた事務所に感謝しましょう。
落選する分だけ、内定を得る確率も高まるものです。