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電話がつながったあと

Effective usage of a telephone

電話

自分の依頼者の携帯電話に電話したときに、最初に聞くべきことは
「いま、お電話をしても大丈夫でしょうか」
「いま、よろしいでしょうか?」
という確認です。

 

というのは、携帯電話は、さまざまな状況のもとで使われているからです。
たとえば、携帯電話をとったのが、電車に乗って移動中かもしれませんし、自動車を運転している最中かもしれません。
内勤の場合には、仕事中で、まわりに同僚がいるので会話ができない、ということもありえますし、逆に、駅などで、周囲の雑音がうるさくて電話の声がきこえない、ということもありえます。

 

したがって、携帯電話の場合には、「電話に出ることができない瞬間」というものがあるのです。
ですから、電話の相手方が、現在、電話で会話ができるような状況なのかどうか、ということを最初に確認しなければなりません。

 

それにもかかわらず、自分の方から、一方的に報告をはじめてしまったら、
「えーん、こんな状況では電話できないよ。なんで、こっちの状況を理解してくれないのかしら?」
と思われてしまいます。

 

なお、
依頼者の方からかかってきた電話の場合や、
相手方の弁護士の事務所に電話する場合、
自分の依頼者の自宅の固定電話番号に電話する場合、
であれば、「電話に出ることができる状況」であることが多いわけですから、
「いま、お電話をしても大丈夫でしょうか」
という確認は不要でしょう。