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電話の声が小さいと言われら?

Effective usage of a telephone

電話

新人弁護士が電話をしているときには、電話の相手から
「電話の声が小さくて、よく聞こえません」
と言われることがあります。

 

こういうとき、新人弁護士は、落ち込んだりショックを受けがちです。
しかし、電話の声が小さい、というのは、べつに、性格的な問題とか、人格的な問題とか、そういうものではありません。

 

単純に技術的な問題です。

 

受話器の形をよく観察してください。
受話器は、一般的な日本人の顔と比較すると、やや小さいのです。

 

ですから、相手の声をよく聞こうとして、受話器に耳をくっつけていると、
その反面、自分が発声しようとするときに、自分の口と受話器の下側(マイクの入っている部分)との距離が遠くなってしまうのです。
また、その状態では、自分の発声している方向と、受話器のマイク部分が向いている方向が、角度として正面から向き合わないのです。

 

ですので、相手につたわる電話の声を大きくしようとするなら、自分の声を大きくするのではなく、
一度、自分の耳の方を受話器から話して、受話器のマイク部分と、自分の口を近づけて、マイクの正面に向かって発声すればいいのです。
そうすると、相手の電話には、自分の声が大きく明瞭に聞こえます。
相手の方から、
「声が聞こえません」
と言われていたものが、
「あ、今は聞こえます」
に変わります。

 

以上より、
電話の声が小さい、と言われたら、あわてずに、受話器の下側のマイクに口をちかづけて、ゆっくりと大きく話すようにしましょう。