仕事術を広めている吉田泰郎事務所をチェックしよう。

起こしやすいトラブル

これだけはやるな

事件記録の管理

スケジュール管理方法

電話の効果的な使い方

来客時のマナー

はじめての法律相談

関連サイト

当サイトについて

お問い合せ

Free dial. 0120-643-663
受付時間 月-金 9:30-19:00

ゆっくり話すべき

The first legal-aid-services manual

弁護士

世の中には、弁護士は、まるで講談師や、お笑い芸人のように、早口でしゃべりまくるというイメージをもっている人がいるかもしれません。

 

しかし、少なくとも、私の印象では、
早口でしゃべりまくる弁護士に、ろくな弁護士はいません。
また、早口でしゃべりまくる弁護士は、依頼者の信頼も得ませんし、裁判の相手方からも不信感をもたれます。

 

ケンカのときにはいいかもしれません。
しかし、ケンカをするために弁護士になったのでしょうか?
そうではないと思います。

 

そのように、早口でしゃべりまくると、

  • 人格的に、軽薄だと思われる
  • 頭で考えている時間がないのに発言をするため、どうしても発言内容が浅いものになる
  • 話すと問題になるようなことまで話してしまう
  • 失言が多くなる
というように、デメリットばかりが多くなります。

 

とくに、法律相談の場合には、相談者と一対一なのですし、相談者は、弁護士の話を聞きにきているわけですから、ゆっくりと話せばよいのです。
ゆっくりと話すことのメリットは、

  • 人間は、本能的に、ゆっくり話す人を誠実だと思う
  • 十分に考えながら話ができるため、内容が正しい
  • 話す順序を考えながら話すことができるため、相談者に理解させやすい
  • 相談者の反応をみながら話ができるので、相談者が理解しているかどうか、不満に思っているかどうか、観察しながら話ができる
  • というように、メリットが多いのです。

 

もともと早口の方は、思いきって、極端に、話すのを、ゆっくりにしてみてもいいかと思います。
頭の回転が早い人が、ゆっくりと話すと、十分に考え、練ったうえでの発言ができるため、非常に有利です。