仕事術を広めている吉田泰郎事務所をチェックしよう。

起こしやすいトラブル

これだけはやるな

事件記録の管理

スケジュール管理方法

電話の効果的な使い方

来客時のマナー

はじめての法律相談

関連サイト

当サイトについて

お問い合せ

Free dial. 0120-643-663
受付時間 月-金 9:30-19:00

途中で批判しない

The first legal-aid-services manual

弁護士

相談者の話を聞いていると、
「パチンコで負けて、借金をしてしまって…」
というような、相談者の、悪い行動の話が出てきます。

 

ここで、ひょっとしたら、
「パチンコなんか、する方が悪いわ!」
と言いたくなるのも当然ですが、話の途中で相談者を批判しないようにしましょう。

 

相談者は、「パチンコをしたことが良いのか悪いのか」
を、聞きにきているわけではありません。

 

それは、話の途中経過にすぎないのです。

 

より重要な話は、その話の先にある、
「パチンコの結果、借金をしてしまった。その借金を整理する方法はないだろうか?」
という、相談者の真の目的なのです。

 

まずは、相談者から、相談の真の目的を話してもらわないといけません。

 

したがって、相談の途中で結論を急いだり、相談の途中で相談者を批判したりしないようにしましょう。

 

そういうことをすると、相談者は、
「この弁護士は、自分の話を聞く気がない」
と思い、それ以上、話をしなくなります。

 

法律相談としては失敗です。
また、こういう場合、その失敗の責任は、弁護士の側にあるでしょう。