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例文3自己PR文


講評

もう少しがんばって自己PR文を書き込んでほしい例。客観的な事実,履歴,だけではなく,「自分がその中でなにを学んだか」「客観的な事実から,自分はどういう人間であると言えるか」まで分析して書き込む必要がある。                  

1 法曹を目指した動機 
私は、大学では好きな学問を学ぼうと文学部に進み、東洋史を専攻しました。

しかし、大学在学中、父が薬害の被害者である可能性があることを、母から聞きました。
私は訴訟を提起してはどうかと母に問いましたが、証拠も散逸しており、そもそもどこから手をつければよいのか分からないし、弁護士に相談するのは敷居が高いと母は答えました。
父や母のように、専門知識がなく、又身近に相談できる法の専門家がいないばかりに泣き寝入りしてしまう人は多いです。
そこで私は、自分自身の力で、様々な人々に法的解決を提供したく、弁護士になることを決意しました。

2 目指す法曹像 
私は、「セラピスト弁護士」を目指します。
弁護士といえども、依頼者の心情を理解しなくてはならないと考えます。このためには、当事者との間で十分な意思疎通をとる必要があります。
そこで①コミュニケーション能力(とりわけヒアリング能力)が重要となります。
だから“セラピスト”性が必要だと考えます。
もっとも、私は弁護士になるのであり、当事者を癒すのが仕事ではありません。
そこで②当事者にとってベストな法的解決の提供を、法律のプロとして行ないたいと思います。
何がベストなのかという点については、①の能力と法的知識・思考を駆使します。
また、当事者の意思を尊重することは当然ですが、迎合してはなりません。

当事者の要求が明らかに不可能・不合理である場合には、私はそれを否定し、新たな解決策を模索・提案します。
この点で③誠実さ、を私は弁護士としての軸とします。
以上より、私は、誠実さをモットーに、当事者と十分なコミュニケーションを取り、かつ当事者にとって一番良い法的解決を提供する「セラピスト弁護士」になります。

3 自分の性格 
「大胆かつ繊細」です。思い切った決断や行動力がありますが、その決断や行動に至るまでに様々な分析をします。
明朗快活であり一緒にいると笑いが絶えない一方、人の心の痛みが良く分かると言われます。
初対面の人を初め、様々な人と会話をすることを好み、営業職に従事していた頃は、1日に30件以上のアンケートを集めたこともあります。

4 クラブ・サークル活動履歴 
(1)中学・高校
吹奏楽部に所属していました。楽器はトランペットを担当しました。
高校の部活動は練習が厳しく、最初は辛い思いをしました。
しかし、この部活の経験は私の宝物になりました。
合奏というものは、いくら個人の能力が高くとも、メンバー全員が団結しなければ成功しません。
個人の能力を高めつつ、メンバーと音楽の方向性について話し合い、厳しい練習をし、一つの世界を完成させるという貴重な経験をしました。
(2)大学
テニス部のマネージャーをしました。部員が万全の状態でプレーできるよう、お茶の温度からボールの磨き方、様々な場面で気を配ることを覚えました。
良き先輩や仲間に恵まれ、非常に良い経験を積みました。

5 趣味・特技 
趣味は、読書・音楽鑑賞・映画鑑賞・スポーツ観戦・ビリヤードです。
読んだ本や聴いた音楽、見た映画についての感想を友人と報告しあう時間も大好きです。
スポーツは、友人や家族とにぎやかに観戦します。
ビリヤードは大学在学中に部活の仲間と始め、夢中になりました。
自分専用のキューを買おうかなと考えています。